児童福祉法に基づく児童養護施設 羽曳野荘

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羽曳野荘について

ごあいさつ

子どもたちの夢を
支える場所として

 児童養護施設羽曳野荘は、終戦後、養護施設を卒業した子どもの職業訓練を目的に設立されました。当時は、中学卒業後、社会に巣立つのですが、中々職場への定着ができませんでした。その原因は、子ども達が社会に巣立つ準備ができていないとし、手に職を付けてから社会におくりださなければいけないと判断しました。そこでは「為すことによって学ぶ」「生活即学習」の基本理念に基づき、子どもと職員が、田畑を耕し、木工、裁縫等の生活実践を行ってきました。平成24年まで生活した建物は、卒業生が設計した建物でした。また、学校から帰宅して、また学校のような生活はいけない、家庭に近い生活の実現を目標に、子ども達の数も28名と、家庭を意識した生活にこだわりました。
 時代の変化とともに、施設で生活する子ども達の状況もさまざまですが、これまでの生活実践を大切にしながら、子ども達がまずは安心安全で日々生活が送れること、それぞれの年齢発達に応じた養育支援が受けられること、そして子ども達の夢の実現ができる施設を目指し、子ども達・職員とで「穏やかに暮らそう」をテーマに取り組んでいきたいと考えております。
 また、近隣住民の皆様、地域にとっても必要な福祉施設として、ショートステイ事業、生活困窮者レスキュー事業、子育て相談、子育てひろばなど、さまざまな取り組みを行っていきます。社会・地域で困っている子ども達をはじめ、地域の皆さんとともに少しでも「幸せな暮らし」を作るお手伝いをさせていただきたいと考えています。
理事長/施設長 中條 薫

社会福祉法人 羽曳野荘 理事長

(児童養護施設 羽曳野荘 施設長)

中條 薫

大切にしていること

羽曳野荘のシンボルマーク

創設者、山根敦美氏の教え

「為すことによって学ぶ」
「生活即学習」

を基本理念とし、次のことを施設の基本方針としています。

1
多くの人々や自然・文化に触れ、健康で社会の一員として自立できるよう養育支援をしています。
2
子どもの身体の成長と心の発達を支える養育支援を進めています。
3
子どもの個々の特性に合わせて、多面的に理解しチームケアを実践しています。
4
施設のユニット化を実施し、子どもと職員で家族の勉強を実践しています。
5
地域の子育てのニーズを的確に捉え、子育て支援に積極的に参画しています。

子ども達の様子

羽曳野荘のあらまし

設置主体

社会福祉法人 羽曳野荘

法人認可

財団法人 羽曳野荘   昭和25年5月15日
社会福祉法人 羽曳野荘 昭和27年4月23日

児童養護施設認可

昭和25年5月1日(大阪府指令第479号)

子育て短期支援事業

平成8年4月1日開始

生活困難者相談支援事業

平成29年9月1日開始

定員

34名(17名 × 2ユニット)

敷地

2881.26m2

建物

本館児童棟 多目的棟 管理棟 職員宿舎

役職員

理事 6名 監事 2名 評議員 7名
施設長 1名 副施設長 1名 書記 1名
児童指導員・保育士 16名
セラピスト 2名 栄養士・調理員 5名
嘱託医 1名

児童養護施設とは

児童養護施設のご紹介ページ
ご覧ください。

あゆみ

創設者山根敦美が財団法人羽曳野荘設立を大阪府に申請する。
創設時

創設時

財団法人羽曳野荘が認可される。
(大阪府指令民社第345号)
理事長山根シズエ
社会福祉事業法附則第12項の規定に基づき、財団法人羽曳野荘から社会福祉法人羽曳野荘へ組織変更を認可される。
事業奨励のため金一封を下賜される。
初代山根敦美園長退任し二代中條誠壱園長就任。
初代山根シズエ理事長退任し山根敦美理事長就任。
老朽民間社会福祉施設整備の許可を得て鉄筋コンクリート二階建てに改築落成する。
(国庫補助・大阪身障者未亡人福祉事業協会助成)
改築された外観
山根敦美理事長退任中條誠壱理事長就任。
洗濯室・炊事室・保母室の改造工事。
(中央競馬社会福祉財団助成)
中條誠壱理事長退任中條敬理事長就任。
中條誠壱園長退任中條敬園長就任。
職員寮老朽のため鉄骨造二階建に改築する。
(中央競馬社会福祉事業団助成)
創立35周年事業をする。
(増改築・創設者初代園長山根敦美胸像)
社会福祉施設等施設整備の認可を得て増改築し、落成する。
(国・府助成)
定員28名から定員30名に変更を承認。
(大阪府指令児1335号)
市道はびきの49号線用地として、法人所有地の一部185.56m2を羽曳野市に売却する。
羽曳野病院用地300m2を法人用地として取得する。
子育て支援短期利用事業として、子育て相談、ショートスティ事業を開始する。
社会福祉施設等施設整備の認可を得て拡張及び大規模修繕工事を実施する。
(国・府助成)
第1回チャリティ蕎麦会を実施。
(湯遊友代表岡藤茂夫氏、高橋邦弘氏他の援助によるもの)
第1回チャリティ蕎麦会の様子
羽曳野病院用地873.01m2を法人用地として取得する。
心理療法を開始する。
羽曳野荘の明るい室内
中條敬園長退任中條薫園長就任。
大阪府知事より優良法人表彰を受ける。
社会福祉施設等耐震化等臨時特例基金により児童棟建て替え工事を実施する。
(国・府助成)
新しくなった児童棟
中條敬理事長退任中條薫理事長就任。
プレハブ倉庫老朽化のため建替えを実施。
生活困難者に対する相談支援事業を開始する。
地域子育て支援拠点事業(子育てひろば)を開始する。
子育てひろばの様子